沙羅無敵!圧倒的な飛距離で6連勝

 「ノルディックスキー・W杯ジャンプ女子」(1月30日、オーペルストドロフ)

 高梨沙羅(19)=クラレ=が合計278・5点で6連勝した。今季7勝目で、通算37勝目となった。高梨は2回ともトップの飛躍で圧勝。1回目に104メートルでリードし、2回目も最長不倒の107メートルを飛び、2位のダニエラ・イラシュコ(オーストリア)以下を寄せ付けなかった。伊藤有希(土屋ホーム)は10位、勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は11位、岩渕香里(松本大)は19位だった。

 高梨は2回とも追い風の中、圧倒的な飛距離で6連勝。「中盤から後半にかけて『浮いている』という感じがあった。そういう時は楽しい」と笑みを浮かべて喜んだ。

 前日の練習で102・5メートルを飛び、この日も1回目にHSにあと2メートルと迫った。2回目にはさらに3メートル伸ばして、ジャンプ台記録を3度更新し「今の自分のベストは尽くせた」と納得した。

 快調に勝ち星を積み上げる日本のエースは単純な勝ち負けにはとらわれていない。「内容を重視していきたいので。それが最終的に結果につながってくればいい」と話す口調には自信がにじんだ。

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