女子トランポリン・5連続五輪へ気合
リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねるプレ五輪大会(4月・リオデジャネイロ)で出場権獲得を狙うトランポリン女子の岸彩乃(23)=金沢学院大ク、中野蘭菜(18)=星稜ク=が6日、都内で練習を公開した。
トランポリン女子は正式種目となった00年シドニー五輪から4大会連続で出場中。プレ五輪大会では残る5枠(各国最大1枠まで)が争われる。ラストチャンスに向け、ロンドン五輪に出場したエースの岸は「使命というか、(連続出場を)続けていきたい強い思いはある」と、闘志をみなぎらせた。
14年南京ユース五輪銀メダリストの新鋭・中野は、昨秋の世界選手権(14位)では岸(15位)を上回った成長株だ。名前の由来は、アニメ「未来少年コナン」の登場キャラクター、ラナ。「アニメを見たことはないけど、名前は気に入ってます」。空を飛んだアニメのヒロインのように、「ずっと目標にしていた」という五輪に向けて、華麗に飛翔する。