井村雅代ヘッドコーチ 予選1位を厳命
シンクロナイズドスイミングのリオデジャネイロ五輪世界最終予選(3月、リオデジャネイロ)でチームの出場枠(上位3カ国)獲得を狙う日本代表が12日、都内で練習を公開した。新曲で臨むフリールーティンを急ピッチで仕上げる井村雅代ヘッドコーチは「本番でメダルを取るには(予選で)1位通過じゃないと意味がない」と優勝を厳命した。
リオで行われる前哨戦を前に、中南米で感染が拡大するジカ熱が懸念される。対策として、井村ヘッドコーチは「現地の虫よけスプレーを使う。リスクはあるけど出ないわけにはいかない」と話した。不安視される治安にも「(盗難予防で)外で携帯を出さないように、昨年12月から歩きスマホを禁止している」と徹底させる。