世界女王の奥原負けた「動かなかった」
「バドミントン・日本リーグ」(14日、代々木第二体育館)
日本ユニシスが男女とも7戦全勝で優勝を決めた。女子は、シングルスで昨年のスーパーシリーズ・ファイナル覇者の奥原希望(20)が、昨年優勝したNTT東日本の大堀彩に0-2で敗れたものの、最後のダブルスを制し、2-1で2季ぶり4度目の優勝を果たした。男子は金沢学院クラブに3-0で快勝し、2季ぶり6度目の制覇。
奥原(日本ユニシス)は、勝てば優勝が決まる一戦で完敗し、涙を流した。「重圧はなかったけど、今朝起きたときから違和感があって体が動かず、プレーも修正できなかった」と首をかしげた。「今後もこういうことはある。国際大会では修正できるように生かしたい」。リオデジャネイロ五輪でメダルを目指すエースは前を向いた。