7人制代表 藤田、相撲の動き生かす
リオ五輪の新種目、7人制ラグビーの出場権を獲得している男子日本代表が、16日から千葉県成田市で合宿に入っている。
男子日本代表は五輪前の3月4日から、ワールドシリーズ米国大会(ラスベガス)に出場する。過去4大会中3大会に出場して総合14位。来季のワールドシリーズ全大会に出場できるコアチーム昇格をかけた4月の香港大会、そして8月のリオ五輪に向けて、強化を加速したいところ。
昨秋の15人制ワールドカップ(W杯)に続き世界の舞台を目指す藤田慶和(早大4年)は、昨年11月のアジア予選以来の7人制合流。早大のシーズン終了から約1カ月間は体のオーバーホールに努めながら、大相撲の荒汐部屋に1日入門も経験した。「同学年の力士も頑張っていて励みになったし、脇を締める姿勢やすり足などを教えていただきました。五輪に向けて、日本の伝統の体の使い方を生かしていきたい」と目を輝かせた。