青学大・原監督、東京五輪で駅伝提案

 正月の箱根駅伝で連覇を達成した青学大の原晋監督(48)が18日、遠藤利明五輪担当相を表敬訪問した。2020年東京五輪で公開競技での駅伝実施と箱根駅伝の全国化を提言し、遠藤大臣からも前向きな返答を得た。

 「東京五輪で駅伝を公開競技でと提案をしたところ、『いいんじゃないか。国民も理解する』と言っていただいた」。原監督は満足げに振り返った。

 さらに箱根駅伝の全国化についても大臣から「東京の一極集中を解消し、地方創生、地元に若者を残す施策になる。現状の20チームプラス地方の大学という案でどうか」と、お墨付きと具体的なアイデアまで与えられたという。

 2つとも超えるべきハードルは高いが、日本のスポーツ行政のトップに認められただけでも一石を投じたという意義はあった。2月の東京マラソンにはエースの一色恭志(3年)ら5人が出場予定。原監督は「5人とも順調にスタートラインに立てそう。楽しみにしていてほしい」と自信をのぞかせた。

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