沙羅「願いかなった」 W杯個人総合V
ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(19)=クラレ=が20日、W杯で3度目の個人総合優勝決定から一夜明け「願いがかなってうれしい。早く(総合優勝者に贈られる)クリスタルトロフィーを日本に持って帰りたい」と、あらためて喜びを語った。
優勝して2季ぶりのタイトル奪回を確定した19日の個人第15戦は、これまでのベストに近い試合だったと語り「夏場に積み重ねてきたものは間違っていなかった」と胸を張った。
男子と対等に競えるレベルを目標に掲げる。男子の大会への出場について「(いつか挑戦したい)気持ちはある」としながらも「もっとレベルの高いジャンプを飛ばないと戦えないシビアな世界。まだまだ」と話した。