ジャンプ竹内 パパで3位、葛西16位
「ノルディックスキー・W杯ジャンプ男子」(21日、フィンランド)
竹内択(28)=北野建設=が合計229・9点で3位に入り、13年12月以来で通算4度目の表彰台に立った。1回目に96メートルで3位につけ、2回目も95・5メートルで順位を維持した。葛西紀明(43)=土屋ホーム=は16位。ミヒャエル・ヘイベク(オーストリア)が241・4点で2連勝し、通算3勝目を挙げた。
気まぐれな風で大荒れとなった展開の中、竹内が安定した飛躍をそろえた。19日に第1子となる長男が誕生したこともあり「家族みんな喜んでいると思う」と達成感に浸った。フィンランドは中学卒業後に留学し、ジャンプを磨いた地。「ほぼホーム。いつか(個人で)表彰台に上がりたいと思っていた」と笑みを見せた。