“山の神”神野 大学最後は2位

 「陸上・日本選手権クロスカントリ」(27日、海の中道海浜公園)

 昨年までの福岡国際クロスカントリーが衣替えして行われ、一般男子12キロは市田孝(旭化成)が35分59秒で優勝した。箱根駅伝で青学大の2連覇に貢献した神野大地が3秒差で2位、3月の世界ハーフマラソン選手権代表の茂木圭次郎(旭化成)が36分15秒で3位だった。

 箱根駅伝で山上りの5区で活躍し、「山の神」と呼ばれた神野は3秒差の2位だった。レース開始直前から激しい雷雨に見舞われ「大学のユニホームを着て最後のレース」で競り合いをものにできず「これが弱さだと思う。今後の課題にしたい」と話した。今春からは実業団のコニカミノルタに所属する。「東京五輪を最大の目標にしてやっていきたい」と言葉に力を込めた。

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