超満員1万9814人熱狂 戸惑う場面も

 「スーパーラグビー、サンウルブズ13-26ライオンズ」(27日、秩父宮ラグビー場)

 歴史的一戦の幕開けに、秩父宮ラグビー場には1万9814人のファンが駆けつけた。約2万枚のチケットは前売りで完売。開場前の自由席入場口には150人近い列ができた。グッズ販売所、イベント特設ステージ前も新チームのユニホームを着た人らであふれた。

 ただ、スーパーラグビーならではの雰囲気に、観客が戸惑う場面も-。会場では来場者特典で配布されたサンウルブズのタオルを揺らしたり、振り回して応援してほしいとアナウンスされたが、周知徹底されておらず、応援は一体感を欠いた。国内のトップリーグで導入されている反則の解説などの場内アナウンスもなし。前半終了、試合終了を告げるホーンがスーパーラグビー仕様で、パトカーのサイレンのような音になっており、どよめきも起きた。

 WTB山田が「すべてがエンターテインメントにあふれた空間をつくりたい。継続してやっていきたい」と話したように、試合結果と同様に、収穫と課題が見えた日本開幕戦となった。

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