沙羅敵なしV14 高い修正能力見せた
「ノルディックスキー・W杯ジャンプ女子」(28日、アルマトイ)
高梨沙羅(19)=クラレ=は合計236・9点で3連勝し、今季14勝目、通算44勝目を挙げた。1回目は96・5メートルの3位だったが、2回目に102メートルを飛んで逆転した。伊藤有希(土屋ホーム)は92・5メートル、100メートルの216・6点で8位となった。
1回目に失敗をした高梨は2回目に大飛躍を決めて逆転勝ちし「一番(良かったの)は2本目でしっかり切り替えることができた点」と胸を張った。
3月5、6日にルーマニアのルシュノブで開催予定だった2戦は中止が決定。代替開催がなければ、今季最後のW杯となる。3度目の個人総合優勝に輝いた今季の締めくくりになる可能性がある試合で劇的な逆転勝利を挙げ「勝てて良かった」と笑顔を見せた。