宇野昌磨 卒業式で“思い出”明かす
フィギュアスケート男子の宇野昌磨(18)が2月29日、中京大中京高の卒業式に出席。「楽しい3年間だった」と高校生活を振り返るとともに、卒業後最初の国際大会となる世界選手権(3月28日=日本時間29日開幕、米ボストン)へ向けて「成長した自分を見せたい」と高まる思いを口にした。
スケートリンクから何日も遠ざかることができないため、在学中は修学旅行も文化祭も参加を見送ったという宇野だが、昨夏は甲子園に出場した野球部の現地応援を初体験。「同じクラスの人がグラウンドでプレーしていて、不思議な感覚。貴重な体験だった」と自身の刺激になったことを明かした。
進学する中京大では、18年平昌(ピョンチャン)五輪代表争いが2季後に控えている。「今まで以上にスケートに取り組み、スケート以外(勉学)も頑張らないと卒業できないので頑張りたい」。宇野は、きっぱりと決意を表した。