錦織、伏兵振り切りV 日本1勝1敗
「男子テニス国別対抗戦・デ杯ワールドグループ1回戦」(4日、バーミンガム)
シングルス2試合が行われ、日本は世界ランク6位の錦織圭(日清食品)が同157位のダニエル・エバンズをストレートで下し、1勝1敗とした。同87位のダニエル太郎(エイブル)は、2連覇を目指す英国のエースで同2位のアンディ・マリーにストレートで完敗。5日の第2日はダブルス1試合、6日の最終日はシングルス2試合で対戦相手が入れ替わる。先に3勝したチームが7月の準々決勝に進む。
錦織は、3年前の全米オープン1回戦で不覚を取った25歳の伏兵エバンズを振り切った。力強いサーブとフォアに押される場面もあり、ブレーク合戦となった第3セットはタイブレークに持ち込まれ「簡単な試合でなかった」と苦笑いした。デ杯11連勝。最終日はA・マリーとのエース対決が待ち受ける。対戦成績1勝5敗と分は悪いが「反省点を修正して臨みたい」と決意を口にした。