卓球女子日本代表絆深めてリオで金

 卓球の世界選手権団体戦(クアラルンプール)で男女ともに銀メダルを獲得した日本代表が7日、約300人のファンの出迎えを受けて成田空港に帰国。成田市内のホテルで記者会見を行った。女子の主将・福原愛(27)=ANA=は「この借りはリオデジャネイロ五輪で返したい」と雪辱を誓い、今大会で深めた絆で「打倒中国=金メダル」を狙う。

 チーム一丸となって競り勝った喜び、決勝で惨敗した悔しさ、すべてをリオ五輪での金メダルの材料にする。主将の福原はプレーに不満が残り「主将として50点」と反省を口にしたものの、「リオでは100点と言えるようにしたい」とすぐに先を見据えた。15歳の伊藤も「次につながる戦いができた。リオでリベンジしたい」と視線は五輪に一直線だ。

 互いに励まし合いながら銀メダルを取った絆を武器に、福原、石川、伊藤の3人で再び打倒中国を目指す。決勝でロンドン五輪女王にあと一歩まで迫った石川は「ここで1本欲しいって時に攻めきる力が必要。リオ五輪までに訓練していきたい」と金メダルへの課題を明確にした。

 五輪の団体戦へダブルスも準備する。伊藤は「何でも話さないといけないので、しっかりコミュニケーションを取る」と先輩2人の胸に飛び込む決意を示した。福原は「私と佳純ちゃんも成長したところを全面的に出して、一丸となって戦う」と総力戦に気合を入れた。

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