桐生 米国で世界3位選手と練習へ
陸上男子短距離の桐生祥秀(20)=東洋大=が14日、五輪シーズン初戦となる世界室内選手権(17~20日・米ポートランド)に向けて成田空港から出発した。60メートルに出場予定で「練習してきたスタートを試し、五輪にもつなげたい」と意気込んだ。
今回の遠征では、昨年の世界選手権100メートル銅メダルのブロメル(米国)と練習する予定で「身長も同じくらいだけど、近くで見ないと何が違うのかわからない」と桐生。ボルト、ガトリンに次ぐ世界3位から夢の9秒台へのヒントを探る。
土江コーチは「今必要なのは新しい技術じゃなく、上のレベルの選手と走ること。『これはかなわない』と感じるかもしれないし、刺激になると思う」と“化学反応”に期待した。