塚原が引退会見「指導者で父超え」

 04年アテネ五輪体操男子で28年ぶりの団体総合制覇に貢献し、日本初の親子金メダリストに輝いた塚原直也(38)=朝日生命=が16日、都内で引退会見を行った。4月からは父・光男さんの後を継ぎ、朝日生命体操クラブ総監督に就任し、後進の育成にあたる。

 オーストラリア代表としてリオ五輪出場を目指していたが、2月の国内選考会で敗れ、引退を決意した。選手生活の一番の思い出はやはり、あの戴冠劇。「やっぱりアテネが一番印象深い。他が思い出せないぐらい」と、振り返った。

 今後は指導者として、未来の金メダリスト育成に励む。「父が永遠のライバルというのは今でも変わらないし、勝負はまだ終わってない。指導者として、父を超えられるように頑張りたい」と、晴れやかに現役生活に別れを告げた。

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