サンウルブズ今季最大26点差で3連敗

 「スーパーラグビー、サンウルブズ9-35レベルズ」(19日、秩父宮ラグビー場)

 今季参入した日本チームのサンウルブズはレベルズ(オーストラリア)に9-35で大敗し、開幕3連敗で初勝利はならなかった。開始早々にSOピシ(サントリー)のPGで先制するなど前半は6-11の接戦で終えたが、後半に入ると3トライを許すなど大差をつけられ、今季初のノートライに抑えられた。

 日本の夜明けはまだ来なかった。前戦チーターズ(南アフリカ)戦では1点差で逆転負けと健闘し、「今日は全員勝つ気だった」(ロック大野)と初勝利を目指したが力及ばず。何度もゴールライン目前まで迫りながらも相手の粘り強い守備の前にミスを重ね、3PGに抑え込まれた。

 今季最大の26点差負けに「前半にチャンスがあったが得点に結びつけられなかったのが残念」とハメット・ヘッドコーチ。だが、「アタックは3試合の中では一番良かった。スクラムも苦戦した部分はあったが向上してきている」と、チームの成長を感じてもいた。

 前戦で3トライを挙げた山田は不発に終わり、「少ないチャンスで取り切らないといけない」と反省しつつ、「トライは運もありますから」と気持ちを切り替えた。次戦からは敵地で4試合が続く約1カ月の遠征に突入する。主将のフッカー堀江は「3試合勝てないとチームが下がってくる部分もあるので、今は我慢するところ」と、懸命に前を向いた。

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