サンウルブズ1カ月遠征 南アで試合も
スーパーラグビーのサンウルブズは24日、1カ月の長期遠征に出発する。26日にシンガポールでブルズ(南アフリカ)と対戦。その後、南アフリカで3試合を行う。
出発を前にした23日は、都内で練習を行った。遠征メンバーには、今大会まだ出場のないSH矢富勇毅(ヤマハ発動機)、フッカー森太志(東芝)、プロップ具智元(拓大)、追加招集されたニュージーランド出身のWTBビリアミ・ロロヘアの4選手も名を連ねた。
SH矢富は2月の沖縄合宿初日に右の眼窩(がんか)底を骨折してチームを離脱して以来1カ月ぶりの復帰。「出遅れたけど、やっと戻ってこれた」と笑みをみせた。
1カ月にわたる長期遠征だけに、ハメットHC(ヘッドコーチ)は「私は過去20回ほど遠征しているが、追加招集がなかったことはない」と、残留組を追加招集する可能性も示唆。最年長の大野(東芝)は「去年のW杯で南アに勝った日本のチームとして見られる。どアウェーでの戦いが楽しみです」と話した。