羽生2季ぶりVへ安定感 真央は不安も
「フィギュアスケート・世界選手権」(30日開幕、ボストン)
30日(日本時間同日深夜)に開幕するフィギュアスケートの世界選手権の公式練習が28日に始まり、男子の羽生結弦(21)=ANA=や女子の浅田真央(25)=中京大=らがボストンの本番会場などで調整し、2季ぶりの優勝を狙う羽生はフリーの曲をかけた練習で、演技後半に新たに盛り込む4回転サルコー-3回転トーループをきれいに着氷した。
羽生は他のジャンプも難なくこなし、ANAの城田憲子監督は「(ジャンプの)軸がしっかりしている」と目を細めた。
浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)こそまずまずだったが、全体的にやや安定感を欠いた。
男子ショートプログラム(SP)は30日(日本時間31日午前)、女子SPは31日(同4月1日午前)に行われる。