カー娘。藤沢「まだゴールじゃない」

 カーリング女子の世界選手権で準優勝し、男女の五輪、世界選手権を通じて初のメダルを獲得したLS北見が29日、成田空港に帰国し会見した。試合中の大声の出し過ぎで喉をつぶしたスキップ藤沢五月(24)は、元プロレスラー・天龍源一郎ばりのかすれ声を絞り出し「銀メダルなのでまだゴールじゃない。来季また結果を出したい」と世界一に向けて決意を新たにした。

 “凱旋(がいせん)帰国”でも、決勝で逆転負けした悔しさが強く残った。吉田知は「正直まだ悔しい…」と涙で声を詰まらせた。

 ただ、過去2度五輪に出場した本橋は「日本がここまで戦うとは誰も思ってなかったのでは」と手応え。昨年10月に出産したばかりで、今回は裏方に徹した第一人者は「まだ成長できる」と後輩を頼もしそうに見つめた。

 18年平昌五輪出場枠獲得へ大きく前進したものの、チームとしては来季の日本選手権で国内の代表権を勝ち取る必要がある。藤沢は「他のチームも強くなるので私たちも強くならないと」と進化を誓った。

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