東京五輪エンブレム 最終4候補発表
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2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は8日、白紙撤回になった大会公式エンブレムの再選定で、五輪とパラリンピックが一対になった最終候補4作品を公開した。事前に公表するのは異例で、閉鎖的と批判された前回選考の反省を踏まえた。17日までインターネットやはがきで国民の意見を募り、25日に最終審査して決定する。選考の公平さを確保するため、応募者の国籍や年齢などは公表しない。
都内での発表会でエンブレム委員会の宮田亮平委員長(文化庁長官)は「議論に議論を尽くして選んだこん身の作品」と述べた。
昨年7月に発表された佐野研二郎氏デザインの作品は盗用疑惑が拡大し、前代未聞の白紙撤回に至った。応募資格を大幅に緩和した今回は公募で1万4599作品が集まった。