自転車 リオ五輪代表・塚越が初優勝

 自転車の第85回日本選手権トラックレース初日は16日、静岡・伊豆ベロドロームで行われ、リオデジャネイロ五輪オムニアム競技の代表に決まっている塚越さくら(23)=Ciel Bleu 鹿屋=が500メートル個人タイムトライアル(TT)と個人追い抜き(3キロ)でともに優勝して2冠を達成した。大会は17日まで行われる。

 塚越が日本選手権で抜群の存在感を示した。500メートルTTで36秒184の好タイムを出しての初優勝。3キロ個人追い抜きでは大会記録を昨年つくった梶原悠未(筑波大C)に2秒以上の差をつける3分45秒559で2年ぶり3度目の頂点に。五輪の大舞台を前にした選手ならではの強さだった。

 「今の状態では世界との差はまだあります。これからの合宿で個人追い抜きでは3分40秒台を目指したいと思います」と塚越。五輪で出場するオムニアムという種目は、2日間、6種目の合計ポイントで競われる自転車版「6種競技」。2冠を奪った2種目も入っており、両部門の強化はそのまま五輪の成績に直結するはずだ。

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