五郎丸不在のTLヤマハ発動機が始動

 ラグビー・トップリーグのヤマハ発動機の清宮克幸監督(48)が18日、今季初めて静岡県磐田市の大久保グラウンドで練習を指導した。レッズ(オーストラリア)のFB五郎丸歩(30)、サンウルブズ(日本)のSH矢富勇毅(31)らスーパーラグビーに参戦中の選手や外国人、ベテラン勢、研修中の新卒6人を除く若手中心で本格的に春シーズンの始動となった。

 清宮監督は今季就任6年目。昨季は初めて2位から3位と順位を下げたが、トップ4は死守。「今季は昨季より人数が増え、チーム内競争が激しくなる。春は若手にヤマハラグビーのベースをつくる」。特に新加入の2015年W杯トンガ代表のCTBヴィリアミ・タヒトゥア(24)を「ボールキャリアとしてもすばらしいし、クレバー」と絶賛。最近2年、固定されつつあるレギュラー陣を脅かす若手の台頭を期待した。

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