今井正人が仙台国際ハーフマラソンでV
仙台国際ハーフマラソンが8日、仙台市陸上競技場発着で行われ、男子は今井正人(トヨタ自動車九州)が1時間3分6秒で初優勝を飾った。公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)は5位だった。
今井は19キロすぎ、先頭争いをしていた谷川智浩(コニカミノルタ)の前に出た。表情から余裕がないと判断すると一気に突き放し、そのままトップでゴールテープを切った。
2月の東京マラソンでは13位に沈み、リオデジャネイロ五輪代表の座を逃した。今大会は同マラソン後最初のレース。「状態チェックが一番の目的」と言いながらも、日本人12年ぶりとなる優勝と、幸先の良い結果となった。
隣県の福島県出身で、家族や友人も多く駆けつけた中での快走。「一歩を踏み出せた。来年のロンドンでの世界選手権に向けてステップアップしたい」と力を込めた。
女子はフェリスタ・ワンジュグ(ユニバーサルエンターテインメント)が1時間12分5秒で初めて制した。