亀山、逆転リオ切符へ決死の大勝負だ

 「体操・全日本種目別選手権兼リオ五輪代表最終選考会」(4日、国立代々木競技場)

 男子6種目、女子4種目の予選が行われ、男子あん馬で大逆転での五輪代表入りを狙う13年世界選手権金メダリストの亀山耕平(27)=徳洲会=が15・400点をマークし、予選1位で決勝進出を決めた。すでに代表入りが有力となっている白井健三(19)=日体大=は平行棒、鉄棒とも予選落ち。5日の決勝では、予選免除となった得意の床と跳馬に挑む。今大会の結果を受けて、男子代表残り3人、女子は代表候補残り4人が決定する。

 何とか第一関門を突破した。亀山は、やや難度を抑えた構成だったものの、緊張からか、慎重な演技。それでも1位で突破し「縮こまった演技になってしまった。でも通過してよかった」と胸をなで下ろした。

 決勝では高難度の旋回倒立技「ブスナリ」を2本入れた、難度を示すDスコア7・4点の世界最高峰の構成で、大逆転での五輪を目指す。目標は16・500点で「思いきってやるだけ。何とか五輪にいきたい」と大勝負を見据えた。

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