五輪代表の板橋、左ふくらはぎ痛め2位

 「飛び込み・日本室内選手権」(4日、東京辰巳国際水泳場)

 女子高飛び込みはリオデジャネイロ五輪代表の板橋美波(16)=JSS宝塚=が329・35点で2位。リオ五輪代表を逃した佐々木那奈(17)=同=が334・30点で優勝した。男子3メートル板飛び込みは同代表の坂井丞(23)=ミキハウス=が430・40点で制した。

 2月に左ふくらはぎを痛めた板橋は2週間前に患部が悪化。女子では自身しか使わず、1種目だけで100点近くが狙える109C(前宙返り4回半抱え型)を回避。五輪代表になって初の国内大会を優勝で飾ることはできなかった。

 板橋は「練習不足でも(演技が)しっかりできなかった。五輪に出場する選手として、そこは成長していかなければいけないところ」と反省。今後は左ふくらはぎ痛の回復を最優先、7月15日から開催されるイタリアグランプリでの109C解禁を目指す。

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