昨秋のラグビーワールドカップ（Ｗ杯）で日本代表が唯一敗れた相手・スコットランドを迎えての国際ラグビー第１戦（１８日・豊田スタジアム）の出場メンバーが１６日、両国から発表された。

　１１日のカナダ遠征を見送ったフッカー堀江主将、出場停止の解けたロック大野、フランカーのツイ、ナンバー８マフィの４人が先発するほか、カナダ戦は途中出場だったフランカー金とＳＨ茂野が先発入り。Ｗ杯に続いて先発するのは稲垣、堀江、マフィ、田村、立川の５人で、リザーブだったのが畠山、ツイと三上。Ｗ杯ではスコットランド戦を欠場した大野は「リベンジしたい。カナダ戦は若手が頑張ったので、自分も負けられない」と闘志を燃やす。リザーブも含めた登録２３人中１２人がＷ杯メンバーだ。

　スコットランドは、Ｗ杯の日本戦で４Ｇ４ＰＧの２０点を挙げたＳＨレイドロー主将はじめ先発１０人、リザーブ７人がＷ杯代表。先発１５人の総キャップ数は日本の３７７を大きく上回る４３５という経験豊富な布陣で日本に挑む。（大友信彦）