卓球男子 水谷、吉村に勝利し8強
「卓球・荻村杯ジャパンオープン」(17日、東京体育館)
シングルスの本戦が始まり、女子でリオ五輪代表の石川佳純(全農)伊藤美誠(スターツ)福原愛(ANA)がいずれも2回戦までに敗れ、ベスト8に残れなかった。
世界ランキング4位の石川は2回戦で鄭怡静(台湾)に3-4で競り負けた。15歳の伊藤は2回戦で、4月の五輪アジア予選で勝った世界女王の丁寧(中国)に1-4で完敗。福原は1回戦で帖雅娜(香港)に1-4で屈した。
男子の五輪代表は水谷隼(ビーコン・ラボ)と吉村真晴(名古屋ダイハツ)が2回戦で対戦し、水谷が4-1で勝って準々決勝に進んだ。丹羽孝希(明大)は初戦で敗退した。
男子ダブルスの丹羽、吉村組は世界ランキング1位の馬龍、3位の許キンの中国ペアに1-3で敗れた。
男子エースの水谷が五輪代表の中で唯一、シングルス準々決勝に駒を進めた。2回戦の相手は同じ代表の吉村で「やりにくさがあったが、勝ててホッとした」と胸をなで下ろした。3回戦の相手は昨年の世界選手権覇者で世界ランク1位の馬龍(中国)。「どれだけ通用するのかすごく楽しみ。自分から攻めていきたい」と先手必勝で金星を狙う。