室伏の父・重信氏「引退覚悟だったか」

 「陸上・日本選手権」(24日、パロマ瑞穂スタジアム)

 男子ハンマー投げで室伏広治(41)=ミズノ=は64メートル74で12位に終わり、5大会連続の五輪出場は絶望的となり、第一線を退く意向を表明。室伏の父・重信氏(70)は、テレビのゲストとして中継席から観戦。放送終了後「(引退は)聞いていないけど、最初からその気持ちだったのかもしれない。まだできるとは思うが、準備期間も短く、記録も狙えないのになんで出るんだろう?と思っていた」と話した。

 また「(第一線を退いても)またいい準備をして投げていけば、いいものができる。若い人に夢を与えられる」と期待を込めた。

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