山下悔しい記録なし…リオ内定ならず

 「陸上・日本選手権」(26日、パロマ瑞穂スタジアム)

 男子三段跳びで、五輪参加標準記録を突破している山下航平(21)=筑波大=が3度のファウルで記録なしに終わった。

 3回目の跳躍は16メートル超と伸び、一度は白旗が上がった。しかし、砂場から出る際の足の位置が違反と判断されて覆った。父は同種目の日本記録保持者で2度の五輪出場経験がある訓史さん(53)。今大会で優勝すれば親子での五輪が内定したが、山下は「(成功したと)気が抜けてしまった」と悔やんでいた。

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