切り込み隊長・大野「重圧かける」

 柔道男子のリオ五輪代表の大野将平(24)、永瀬貴規(22)、羽賀龍之介(25)の3選手が29日、所属先の旭化成の壮行会に出席した。

 “切り込み隊長”はオレに任せろ!!8月8日に五輪本番を迎える73キロ級の大野は、陸上代表2選手も含めてトップバッターを務める。「1番手の僕が金メダルを取ってガンガンプレッシャーをかけてやりたい」と笑った。

 旭化成は、柔道では過去に6人の五輪メダリストを輩出している名門だが、前回の12年ロンドン五輪は代表なし。金メダルが同時に3人となれば同社では初となる。来場した男子代表の井上監督は「実力で言えば3人とも金メダルが期待できる」と太鼓判を押した。

 96年アトランタ五輪金メダリストでもある旭化成・中村兼三監督は「五輪は流れも大事で、あの時は私に勢いがあった。自分にいい風が吹くように準備して、畳で思い切り暴れてほしい」とエールを送った。

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