フェルプス、5度目五輪決めた
「競泳・米国代表選考会」(29日、オマハ)
男子200メートルバタフライは、五輪で史上最多18個の金メダルを獲得し、30日に31歳になるマイケル・フェルプスが1分54秒84で制し、同国の競泳男子で初となる5度目の代表入りを決めた。フェルプスは今回の選考会で、ともに五輪3連覇中の200メートル個人メドレーと100メートルバタフライにも出場する。
最初に代表切符をつかんだのは、15歳で初出場した00年シドニー五輪で泳いだ種目だった。自分が思い描く競技人生の終わり方ができる機会を得た」と喜び、5月に生まれた息子のブーマーちゃんにキスをした。もっとも、今季の世界最速はチェー(ハンガリー)が出した1分52秒91で、2位は瀬戸大也(JSS毛呂山)の1分54秒14。「彼らと戦えるだけの準備をしないといけない」と五輪をにらんだ。