錦織圭、第2セット途中で棄権

 「テニス・ウィンブルドン選手権」(5日、ロンドン)

 男子シングルス4回戦で世界ランク6位、第5シードの錦織圭(26)=日清食品=は同13位、第9シードのマリン・チリッチ(27)=クロアチア=と対戦し、第2セットの途中で棄権した。。

 屈指のビッグサーバーとして知られるチリッチのサービスが、いつも以上に絶好調。第1ゲームで4本連続エースを決められるなど、このセットだけで10本のエースを決められた。錦織のサービスゲームでも、思うようなショットを打てず第2ゲーム、第4ゲームをブレークされ、なすすべなくこのセットを落とした。

 第2セットも錦織は自身のサービスゲームをキープできない苦しい展開となった。第1ゲーム、第3ゲーム、第5ゲームとブレークされた。

 錦織が8強に進出すれば、日本の男子シングルスでは松岡修造以来、21年ぶりとなる。

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