アーチェリー近大コンビ 金メダル獲得へ強力な態勢が整う
東大阪市の近大で7日、リオデジャネイロ五輪の壮行会が行われ、同大出身のアーチェリー男子個人代表・古川高晴(31)=近大職、女子個人、団体代表・川中香緒里(24)=ミキハウス=らが参加した。同大の金清泰(キム・チョンテ)コーチ(36)が代表スタッフとして初めて五輪に同行することが決定。金メダルを“射抜く”強力な態勢が整った。
金氏は00年シドニー五輪で韓国代表として団体金メダルを獲得し、09年に来日した。7年間、同大で指導し、世界一の技術を注入。両選手には今や心身ともに不可欠な師匠だ。
12年ロンドン五輪銀メダリストの古川は「今までより3、4倍は安定する」と絶大の信頼。同団体銅メダリストの川中も「近大に入学以来見てもらっているから安心。銅メダル以上を持って帰る」と誓っていた。