白鵬、1000勝目標的は稀勢の里 13日目対戦有力、全勝なら実現

 「大相撲名古屋場所」(10日初日、愛知県体育館)

 土俵祭りが9日、会場となる名古屋市中区の愛知県体育館で、八角理事長(元横綱北勝海)や三役以上の力士らが出席して行われた。史上3人目となる通算1000勝まであと13勝の横綱白鵬(31)=宮城野=は全勝で13日目に節目の勝ち星を挙げる意欲を示した。

 白鵬は大台到達のXデーを13日目に定めた。「早いことに越したことはないし、いい欲を出して、ぶつけていきたいですね」。穏やかな表情のまま、初日から土つかずで突っ走る決意表明した。

 暗に稀勢の里を意識しているようだった。13日目は優勝争いの行方を大きく占う可能性がある。順当に進めば番付上、東正位の横綱と大関が対戦する。

 夏場所13日目の全勝対決は白鵬に軍配。場所後の優勝一夜明け会見では「順当にいけば名古屋場所で通算1000勝を達成しておそらく稀勢の里と当たる」と問われ「今の質問、胸のどこかにしまっておきます」と不敵に笑っていた。

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