綱とりの稀勢の里、薄氷星 物言い付き行司差し違え 2横綱も1敗守る
「大相撲名古屋場所・6日目」(15日、愛知県体育館)
綱とりがかかる大関稀勢の里は、妙義龍に突き落としで勝って1敗を守った。立ち合いから妙義龍に押し込まれ、土俵際で突き落としにいったが、軍配は妙義龍に上がった。物言いが付き、行司差し違えとなって、辛くも白星を手にした。
初日から5連勝だった平幕逸ノ城は佐田の海に寄り切りで敗れ、初日からの連勝は5で止まり、全勝力士はいなくなった。佐田の海は5勝1敗。
大関照ノ富士は御嶽海に押し出しで敗れ、2敗目。大関琴奨菊は隠岐の海に突き落としで敗れ5敗目を喫した。横綱日馬富士は松鳳山に上手出し投げで、横綱白鵬は琴勇輝に突き落としで勝って、1敗を守った。
このほかの1敗力士は千代鳳、嘉風、宝富士、高安。