2016.07.17

リオ五輪控えテロ対策訓練　過去最大規模、態勢も強化

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　【リオデジャネイロ共同】８月５日（日本時間６日）に開幕するリオデジャネイロ五輪に備え、警備を担う治安部隊が１６日、リオデジャネイロ市内で行われたテロ対策の合同訓練を報道陣に公開した。世界各地でテロが相次ぎ、五輪期間中の安全への懸念が高まる中、軍やリオデジャネイロ州の軍警察、消防など約８００人が参加し、過去最大規模となった。

　訓練は市北西部のデオドロ駅で実施された。出発直後の列車で爆発が起き、多数の負傷者が出た想定で、治安部隊が武装した２人のテロリストを銃撃戦の末に鎮圧し、爆発物を捜索して乗客を救助する手順で行われた。