競泳・池江、肉体進化でジャケット窮屈に 事前合宿のサンパウロへ出発
競泳のリオデジャネイロ五輪日本代表で、国内で練習していた国内組が18日、羽田空港から事前合宿を行うサンパウロに向けて出発した。女子で7種目に出場する16歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)は「メダルは重要視せず、まずは決勝を目指したい」と意気込んだ。サンパウロ合宿後は29日にリオの選手村に入る予定。
高校1年のホープが決戦の地ブラジルへ旅立った。池江は、日本代表の公式ユニホームであるジャケットをビシッと着用。ただ、4月の採寸以降も着実に筋力アップしており、「胸板とか肩に筋肉がついてパツパツで…」と窮屈そうに苦笑いした。
20年東京五輪での金メダルを目指す16歳は、昨秋から計6回、日本記録を更新するなど、その成長速度はまさに規格外。得意とする100メートルバタフライでは決勝進出が目標だが、解き放たれたパワーで爪痕を残す。