陸上男子100メートルでリオデジャネイロ五輪に出場する桐生祥秀(東洋大)が20日、2大会に出場した欧州遠征を終えて羽田空港に帰国し「自分の持ち味と改善点を、いろいろ見つけられた」と収穫を得た様子だった。
日本勢初の9秒台を期待される桐生は、15日のイエーテボリ・グランプリ(スウェーデン)で10秒34の4位、18日のジュライ記念(ハンガリー)で10秒17の6位だった。加速力を上げることを課題に挙げた上で「(中盤は)感覚で言うと欧州に行って良くなってきている」とうなずいた。
今後は国内合宿で調整する。