【モスクワ共同】リオデジャネイロ五輪から締め出された陸上女子棒高跳びの女王、イシンバエワ選手(34)のコーチ、エフゲニー・トロフィモフ氏(72)は28日、共同通信に対し「大会に出られないのに練習を続けるのはばかげている」と述べた。1児の母で、選手としての年齢が高いとも指摘、現状では引退すべきだとの考えを示した。選手自身も38歳となる東京五輪出場は困難との見方を示しており、引退の可能性が高まっている。
ロシア陸連は昨年11月、ドーピング問題で国際陸連から資格停止処分を受け、国際大会への出場やロシアでの大会開催を禁じられた。