沙保里は九重親方に恩返し誓う「絶対に4連覇を達成」

 大相撲で史上3位の優勝31度を誇り、1989年に角界で初めて国民栄誉賞を受賞した元横綱千代の富士の九重親方(本名秋元貢=あきもと・みつぐ)が7月31日午後5時11分、膵臓(すいぞう)がんのため東京都文京区の病院で死去した。61歳。

 同じく国民栄誉賞を受賞するなど懇意にしていたレスリング女子の吉田沙保里は31日、ショックを受けた様子で「偉大な方が亡くなった」と語った。会うたびに九重親方から励まされていたという。「必ず治ると信じていたが…」と悔しそうだった。自身はリオ五輪の日本選手団主将を務め、4連覇に挑む。「お世話になった九重親方のためにも、絶対に4連覇を達成する」と恩返しを誓った。

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