バレー女子がリオ入り サオリン、右手小指にまだ包帯も「大丈夫です」
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リオデジャネイロ五輪に出場するバレーボール女子全日本代表が31日、サンパウロ合宿を経て、リオ入りした。6日に宿敵韓国との初戦が控える中、真鍋政義監督は「仕上がりは順調。韓国には五輪最終予選で負けている。勝って波に乗ってリーグを上位で通過したい」と意気込んだ。
ただ、気掛かりなのは主将でエースの木村沙織(29)=東レ=の状態。5月の世界最終予選の韓国戦で負った右手小指の負傷は、まだ完全には癒えておらず、この日も包帯が巻かれていた。
真鍋監督は「本人次第になる」と韓国戦起用の明言は避けたが、本人は「大丈夫。できることはしっかりやってきた」と意欲を見せた。
主将としてけん引してきた4年間の集大成。「チームの結束力は今が1番ある。集大成になる最後の大会だし、心をひとつにして戦いたい」と、4度目の夢舞台を見据えた。