リオデジャネイロ五輪に出場する男子テニス世界ランク６位の錦織圭（２６）＝日清食品＝が３日、リオの空港に到着した。「リオに到着して、空港でたくさんの選手を見ながら、気持ちが入ってきた」と心境を明かした。

　先日のロジャーズ・カップで準優勝。連戦が続く中、左脇腹に不安を抱えながら、４年に１度の大舞台に臨む。「ケガはだいぶよくなってきて、テニスはできてきている。この一週間休みながら、体を壊さないように意識したい」。

　世界ランク３位のフェデラー（スイス）、同４位のバブリンカ（スイス）らが欠場するが、「たくさんの選手が欠場して寂しい部分もあるが、このチャンスを生かしたい。（１９２０年アントワープ五輪で）日本が五輪で最初に獲ったメダルがテニスなので、メダルを…金メダルを取りたい」と、９６年ぶりの快挙に気合を入れた。