千代の富士さん葬儀、原辰徳氏ら1000人が弔う

告別式に訪れた原辰徳前巨人監督=東京・墨田区の九重部屋
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 大相撲の元横綱千代の富士で7月31日に膵臓(すいぞう)がんで死去した先代九重親方(本名・秋元貢、享年61)の葬儀が7日、東京・墨田区の九重部屋で営まれた。

 葬儀には原辰徳・プロ野球前巨人監督、歌手の細川たかし、栄和人日本レスリング協会強化委員長ら著名人をはじめ、およそ1000人が故人を弔った。戒名は「千久院殿金剛貢力優梢禅大居士」。

 原氏は「われわれの世代の英雄というか大ヒーロー。一緒にお酒を酌み交わしたこともあった。ついこの間、出版関係のパーティーでお会いしてお痩せになったと心配していました。それが最後になりました。今はご苦労様と言いたいです」と話した。

 同じ北海道出身の細川は「付き合いは長くて35年になる。還暦土俵入り後の宴会で5、6曲歌わせていただいて、すごく盛り上がった。あの土俵入りは完ぺきだった。あまりにも早い。お疲れ様でした」と神妙な表情だった。

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