バド奥原「素直に喜べない」 3決不戦勝で銅メダル

 【リオデジャネイロ共同】バドミントン女子シングルス3位決定戦で相手が棄権したため、不戦勝で銅メダル獲得が決まった奥原希望(日本ユニシス)が19日、リオ中央体育館で取材に応じ「目標だったメダルには届いたが、素直には喜べない。もう一度あの舞台で試合をして、自分らしく終わりたかった」と涙をにじませた。

 対戦相手だった2012年ロンドン五輪金メダルの李雪ゼイ(中国)が、18日に行われた世界ランキング1位のカロリナ・マリン(スペイン)との準決勝で左膝を負傷し、3位決定戦でのプレーを断念した。奥原はシングルスで日本勢初のメダルとなり「それは良かったと思う」と語った。

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