イシンバエワ選手が現役引退表明 「棒高跳びとはさよなら」

 【リオデジャネイロ共同】女子棒高跳びの世界記録保持者、エレーナ・イシンバエワ選手(34)=ロシア=が19日、リオデジャネイロでの記者会見で「スポーツにさよならは言わないが、棒高跳びとはさよならする」と現役引退を表明し、2008年北京五輪まで2連覇した競技人生を「夢を実現して幸せだ」と振り返った。

 ロシアは組織的なドーピング問題で、陸上チームのリオデジャネイロ五輪参加を禁じられた。同五輪女子棒高跳びについて「(勝者が)真の金メダルにはならない」と強気に語った。

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