過去に日本一に4度輝いた京都大アメリカンフットボール部と京大は26日、一般社団法人を設立したと発表した。企業とのスポンサー契約を結べるようになるなど財源が確保され、チームの強化につながるという。スポーツ庁によると、大学の運動部が法人を設立するのは珍しいという。
法人名は「京都大学アメリカンフットボールクラブ」で、同部の三輪誠司ゼネラルマネジャー(51)が代表理事を務める。趣旨に賛同した京大も社員となった。
これまでは部が任意団体で企業との契約が結びづらかったため、年間約3千万~4千万円の寄付金を主にOB会や父母会などから受け取っていた。