【モスクワ共同】ロシア通信によると、ロシア・パラリンピック委員会の幹部は26日、リオデジャネイロ・パラリンピックからロシア選手団を除外する処分を追認したスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定の取り消しを求め、スイスの裁判所で新たな提訴手続きを取ったと述べた。29日に審理が行われるというが、ロシア選手団の同大会参加は絶望的。
国際パラリンピック委員会(IPC)は7日、ロシアの国ぐるみのドーピング不正で、9月のリオ・パラリンピックからロシア選手団を全面除外する処分を発表。スイス・ローザンヌにあるCASは23日、処分取り消しを求めていたロシア側の訴えを却下した。