錦織、初戦を突破 ベッカーにセット数3-1

 「テニス全米オープン・男子シングルス1回戦」(30日、ニューヨーク)

 4大大会初優勝を目指す第6シードの錦織圭(日清食品)は初戦で世界ランキング96位のベンヤミン・ベッカー(ドイツ)と対戦。6-1、6-1、3-6、6-3で勝利した。

 第1セットはベッカーのサービスゲームで始まり、錦織がいきなりブレーク。3-1で迎えた第5ゲームもブレークすると、5-1での第7ゲームもブレークしてこのセットをものにした。

 第2セットは錦織のサービスゲームから。第1ゲームはベッカーに0-40とされたが、盛り返してキープ。2-1での第4ゲームをブレークすると、4-1から第6ゲームもブレークし、第7ゲームをキープした。

 第3セットはベッカーのサービスゲームから。2-2での第5ゲームは、錦織が後ろ向きからの又下ショットを披露するなどしたが、ベッカーがキープ。第6ゲームは錦織が40-0から「エアケイ・ショット」を決めてキープ。しかし、錦織が3-4で迎えた第8ゲームをベッカーにブレークされ、続く第9ゲームもキープされて落とした。

 第4セットは錦織のサービスゲームから。1-1での第3ゲームで先にベッカーにブレークされたが、第4ゲームは相手のダブルフォルト3本でブレーク・バックし、2-2とした。そして、4-3での第8ゲームでブレークに成功。第9ゲームの最後はサービスエースで決めた。

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