萩野、凱旋レース「全力を尽くす」 骨折欠場の昨夏の雪辱へ
「競泳・日本学生選手権」(2日開幕、辰巳国際水泳場)
競泳の日本大学選手権は2日、東京・辰巳国際水泳場で開幕する。リオ五輪男子400メートル金メダルの萩野公介(22)=東洋大=は1日、会場で公式練習を行い、「出る5種目で全力を尽くす」と意気込んだ。
主将としてエースとして、4年間の集大成を見せる。帰国後も表彰やあいさつ回りなどで慌ただしい日々が続いたが、「練習は積んできたし、自然とタイムは出る」と凱旋(がいせん)レースでの快泳を予告。昨夏は右肘の骨折で欠場しただけに、雪辱にも燃える。
リオ五輪銅メダルの瀬戸大也(22)=早大=は先週末に発熱。病み上がりで臨むが、「正直不安だけど楽しみたい。(萩野)公介に少しでも食らいつければ」と、4年後のリベンジを見据えて既に火花を散らした。